2021年10月2日 雛鶴峠、鈴懸峠、旧甲州街道のサイクリング(上野原駅発着)

(土) 晴 51.9km
 全国のコロナの緊急事態宣言が1日解除されました。今日は台風一過で暖かく、天気もよいです。
 コースは上野原駅発着で雛鶴峠、鈴懸峠を通り甲州街道(国道20号)に出ます。日本三大奇矯の1つである「猿橋」で小休止後甲州街道から旧甲州街道に入り、上野原駅に戻る周回コースを計画しました。
 ところが旧甲州街道で道路標識(42.0km地点)を読み間違えて甲州街道に戻ってしまいました。最終地点の上野原駅は変更なかったのですが、旧甲州街道を半分しか走れず残念でした。


     写真10/15 猿橋2




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  写真の撮影場所は地図を参照してください。
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******** 写 真 *********


    写真1/15 上野原駅
 駅のホームから階段を上り連絡橋を渡り、階段をおりて駅構内から外に出ます。連絡橋の上にはエレベータもありましたが人流にあわせて階段を使用しました。サイクリングから戻った時に後 分かったのですが5階分降りたことになりました。
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    写真2/15 桂川橋からの眺め
 上野原駅からほんの少し走ると桂川橋に着きます。ここからしばらくの間、6月牧馬峠へ向かうときに走ったコース(新天神トンネル出口まで)を走ります。前回はあまり気にならなかったのですが、初っ端から急坂が始まります。今日は雲1つ無い好天気です。
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    写真3/15 秋山トンネル入口
 秋山トンネル(625mL)を出ると直ぐに県道35号線に出ますので左折し200mほど行くと、右側に橋があり 渡るとが厳道峠に行けますが、私は右折し雛鶴峠をめざします。  
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    写真4/15 秋山川の流れ
 トンネル出口からアップダウンを繰り返しながら、秋山川沿いを西進します。途中の高所から秋山川を眺めることができました。今日は暑い上、日差しを遮る樹木は全く無く汗が目に入ります。
 途中15%の勾配の道路標識があり、「マイッタ」と思いましたが、100m程の距離でよかったです。
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    写真5/15 新雛鶴トンネル入口
 雛鶴神社から勾配がきつくなり、トンネルまでつずきます。今日、最初のピークです。


   ---雛鶴神社の由来(現場説明坂より)---
 建武2年(1334年)7月護良親王(後醍醐天皇第三皇子(第一皇子の説あり))は鎌倉で淵部義博に殺害された。仕えていた雛鶴姫は御首級を抱いて鎌倉を出立後、各地を転々として12月に「無生野の里」にたどり着いた。ここで王子を生んだが、母子共に死亡。
 数年後、護良親王の王子葛城宮綴連王が諸国を遍歴後この地に住み天寿を終えられた。村民は3人を祀り、今日までつずいている。
 護良親王、雛鶴姫、綴連王追福のため始められた「無生野の大念仏」は、「念仏踊り」の原型を留めている為山梨県の無形文化財に、平成7年には国の重要民族文化財に指定されている。
 世界には支配者が変わると前の支配者の歴史を、考え方が違うとその考え方を抹消したりする国もあります。誇張や間違っている部分もあると思いますが、古い歴史の残っている日本は素晴らしいと思います。 
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    写真6/15 道辺の花
 雛鶴トンネルを出て暫く行くと「リニア新幹線車両基地」が右手にあります。(写真撮影を忘れてしまいました)
 急坂を下り、平坦路になり左右を見回す余裕ができました。そんな時、道端に見かけない花があったので、「パチリ」です。
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    写真7/15 鈴懸峠方面への分岐点
 道路の左側に写真の「看板」が立っていましたが、気を付けて走らないと行き過ぎてしまいす。ここで県道35号を右折し鈴懸峠へむかいます。
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    写真8/15 鈴懸峠
 途中で走行中のリニア新幹線の鉄橋近くで新幹線の走行音を聞きました。テスト走行の頻度は分かりませんが、多分ラッキーな事なのでしょう。
 ゴルフ場前を左折し、直線坂を上ってゆくと正面に「お宮さん」があり、この場所から今日初めての林間部を走ることになると共に勾配も急になります。
   ---鈴懸峠には山梨県の県有林についての説明坂がありました。要旨は下記の通りです。---
 県内の県有林の面積は158,000Ha(県全面積の35%、全森林面積の45%)です。
 明治44年、明治天皇から156,000Haの森林が御下賜たため「恩賜林」と呼ばれている。
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    写真9/15 猿橋 1
 楽な乗車姿勢を取るためサドルを下げ、鈴懸峠から急坂を下ります。日差しが強いため日向と日陰の道路のコントラストが強く、走りにくかったです。
 国道20号(甲州街道)に突き当たりますので、右折すると日本の三大奇矯の猿橋(他に錦帯橋(山口県)、愛本橋(富山県))があります。
かっての愛本橋は全長61.5m(本当??すごい!!!)、幅3.6mで、猿橋と同じ刎橋だったが現存せず、復元が検討されているそうです。ここで小休止です。
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    写真10/15 猿橋2
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    写真11/15 巨木
 国道20号を左折し旧甲州街道(県道30号)にはいります。後半は林間部を走りますが前半は直射日光をあびます。
 疲れて坂道で仰向けに寝転んで目を開けると、傍の高い木の上部の枝が見事に放射状なっていました。
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    写真12/15 旧甲州街道最高地点
 やっと旧甲州街道(県道30号)の頂点に来ました。山住神社の階段で小食を取ります。
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    写真13/15 道路標識(標識勘違い地点)
 右にカーブを切ると四差路があり(42.0km地点)、真ん中の道(直進)の道路標識が次の写真のようになっていましたので、中央高速への専用進入路と判断しました。談合坂S.Aは中央高速の南側にあります。 予定コースは中央高速の北側に沿って走るので、「どこかで専用道路と交差する」と考え右の下り坂を選択しましたが高速道路に出てしまいました。
 ここで、真ん中の道は専用道路ではない事に気ずきましたが、急坂を上り返して四差路に戻る気力はなく、予定は諦め坂を下りつずけることにしました。 
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    写真13A/15 道路標識の拡大写真
 中央高速進入専用道路と決定ずけたのは、「ETC専用 ONLY」の文字です。県道30号の文字が欲しかったです。 
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    写真14/15 大野ダム(堰堤にて)
 下り坂を下りつずけ、大野ダムサイトの椅子で休憩です。
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     写真15/15 上野原駅
 さらに、坂を下りつずけて四方津駅付近で国道20号(甲州街道)に合流し、上野原駅まで走ります。
 上野原駅ではエレベータでホームとの連絡橋のある5階まで上ります。朝降りた階段は建物の右に隠れています。


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2021年6月9日 武蔵五日市駅> 甲武トンネル> 牧馬峠> 相模湖駅のサイクリング

(水)晴 67.6km

 武蔵五日市駅を出発後甲武トンネルまでは上り坂(前ポイントから20.2k、+433h)、その後相模川に架かる桂川橋までは下り坂(15.0k、-442h)、そして牧馬峠/相模湖分岐点(14.7k)までは50m位のアップダウンを繰り返し、相模湖分岐点から牧馬峠(マキメトウゲ)までの上り坂(2.4k,+144h)になります。牧馬峠から青馬橋まで駆け下り、青馬橋から相模湖駅(12.4k)まではの標高差は26mですが疲れた体にはきついアップダウンがあります。
 見るべき景色はあまりありませんでしたが、2ケ月ぶりのサイクリングを楽しみまた。


     写真 11/11 相模湖大橋



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******* 地  図 **********


  写真の撮影場所は地図を参照してください。




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 武蔵五日市駅は2ケ月前、奥多摩湖周遊の最終地点ですが今日はスタートポイントになります。
    写真1/11 武蔵五日市駅
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    写真2/11 本宿交差点(大ダワ分岐)
 武蔵五日市駅から8.7km標高差81m(勾配1%)でダラダラ上り坂です。最初は市街地を走りますが、森林地帯を走る場合もあり、交通量は少ない走りやすい道です。
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    写真3/14 橋下(奥多摩湖分岐)
 本宿交差点から8.6km走り直進すると奥多摩湖への分岐点です。ここまでは勾配(約2%)でさほどではありませんがアップダウンが多く、少し疲れます。私は左折し橋を渡って甲武トンネルへ向かうのですが道路から南秋川(橋下)に降りる階段があり降りてみました。
 この橋を渡って甲武トンネルへ向かいます。     
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    写真4/11 ロックバランシング(@ 橋下)  
 階段の下には誰かが作ったロックバランシングがありました。形状はそれほど複雑ではありませんが、これでも結構根気が必要です。写真4/11 ロックバランシング (@橋下)
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      写真5/11 道路Uターン
 奥多摩湖分岐点を左折し橋を渡ってしばらくはなだらかな上り坂をのぼります。じきに正面にこれからのぼる道が上方に見えます。 この写真はその上方の部分から見た写真です。
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     写真6/11 甲武トンネル入口
 写真5の撮影場所から直ぐのところに200mくらいのトンネルがあり、直後に甲武トンネルの入口があります。入り口側は東京都、出口側は山梨県です。
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     写真7/11 道端の花1
 甲武トンネルから急坂を下り、桂川橋(下流の境川橋が神奈川/山梨県境:相模川が山梨県では桂川に名称が変わります)まで走ります。その後新天神トンネル、厳道峠分岐点を通った後の上り坂に紫色の花が咲いていました。以後時々咲いていました。> 相模湖/牧馬峠分岐点を通り牧馬峠を目指します。
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     写真8/11 道端の花2(アジサイ)
 小学校のある道志ダム分岐点を過ぎた後、アジサイの花が咲いていました。
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    写真9/11 道端の花 3 (タチアオイ)
 その後上り坂の途中で高さ1m位の細い茎の下部に白や赤い花が、上部に蕾の付いた花が咲いている一帯がありました。家に帰って調べてみるとタチアオイという花でした。頂部の花が咲くと梅雨明けだそうです。
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    写真10/11 牧馬峠(マキメトウゲ)
 相模湖分岐点を右折し牧馬峠を目指します。峠直前には勾配12%の激坂があり、当然ながら私は押し歩きです。 峠には「ギフチョウ」生息地の看板がありました。1960年以降表丹沢、東丹沢から津久井郡にかけて消滅。看板によれば昭和63年(1988年)現在で藤野町の一部にのみ生息しているそうですが、その後どうなったのでしょうか。
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     写真11/11模湖大橋
 サイクリングも終盤に近ずき相模湖の相模大橋に着きました。この後 駅直近の坂で手押しして相模湖駅にに到着しました。


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2021年4月7日 奥多摩湖・奥多摩周遊道路の「残り桜サイクリング」(奥多摩駅~武蔵五日市駅)

 晴 58.8km

 今年の3月は日本中で気温(例年比:東北・北海道+3.0度、東日本+3.4度、西日本+2.9度)が異常に高かったです。そのため桜の開花日(東京3月14日(ー12日))も、満開日(3月22日(ー12))も早くなりました。
 4月5日付けのNETの桜情報では奥多摩湖では今が満開とありましたので2日遅れですが行ってきました。ところが桜は葉桜が多く、咲いている桜も残り花で7分咲き程度でしたがサイクリング日和で楽しんで来ました。このコース(奥多摩駅~奥多摩湖から武蔵五日市駅)は4年前の逆コースです。



    写真 8/15 奥多摩周遊道路の桜と車


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 写真の撮影場所は地図を参照してください。





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    写真1/14 奥多摩駅
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    写真2/14 奥多摩湖畔の残り桜
 桜が満開であれば斜面は桜で埋め尽くされているのでしょうが今は葉桜が多く、咲いている桜でも満開を過ぎて7分咲きがいいところでした。
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    写真3/14 奥多摩湖畔の桜
 奥多摩湖には駐車場が東と西の2ヵ所あります。西の駐車場に向かう途中の桜ですが、葉っぱが目立ちます。
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    写真4/14 奥多摩湖畔の一本桜
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    写真5/14 深山橋&三頭橋
 湖畔の平坦な道をノンビリと走り深山橋に着きました。橋を渡らず直進すると柳沢峠を越えて山梨県の塩山に行けますが、私は橋を渡り写真左に写っている三頭橋を渡り奥多摩周遊道路へ向かいます。 
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    写真6/14 奥多摩周遊道路の桜並木
 この写真から「写真10/14」までは奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場までの間に撮った写真です。一本桜が多く標高が高くなっても満開桜は数えるほどでした。
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    写真7/14 奥多摩周遊道路のカーブ桜
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    写真8/14 奥多摩周遊道路の桜と車
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    写真9/14 奥多摩周遊道路の桜と赤い車道
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    写真10/14 奥多摩周遊道路の桜とオートバイ
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    写真11/14 月夜見第一駐車場からダム遠望
 駐車場直前は平坦路ですが、その前の急坂で歩きました。その時の無理な脹脛の「伸び」のためか、平坦路で乗車中に攣ってしまいました。
 写真は小河内ダム(奥多摩湖)で中央の四角い白く写っている2つの建物(写真を拡大してください)は展望塔です。写真2,3,4は手前の半島の陰にあります。
 月夜見第一駐車場までは道路脇に桜は散発的にあったのですが、以降はほとんどありませんでした。休憩中に通り雨が降り始めましたが風張峠を過ぎた後は完全にやみました。
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    写真12/14 夢滝脇の桜
 月夜見第一駐車場出発後風張峠までは上り坂、以後は「都民の森公園」を経由して武蔵五日市駅までは下り坂です。

 夢滝の近くに紅色の桜(?)が一本咲いていました。
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    写真13/14 眼下の桜  久々に見る桜の森です。
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    写真14/14 新矢柄橋
 変わった構造の橋で一本の鋼鉄製のアーチの下を突き抜ける形で道路が通っています。橋本体はアーチからワイヤーで吊っています。
     
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2021年3月27日 小海線の大曲、尖石縄文考古館、高島城を巡るサイクリング

(土) 晴のち曇 43.7m
 1都3県はコロナの第4波がはじまりつつありますが、輪行の場合は列車内での感染の可能性は低いのでサイクリングに行くことにしました。
 気温は連日4、5月並みがつずき、今日も暖かいです。
 コースは小淵沢駅発直後の小海線の大曲(大カーブ)、尖石縄文考古館、高島城、上諏訪駅です。
 小淵沢発直後の小海線の大曲(大カーブ)で甲斐駒ヶ岳をバックに小海線列車のコラボ写真を撮り、その後県道17号、八ヶ岳エコーライン経由で尖石縄文考古館に立ち寄ります。八ヶ岳噴火の溶岩流の影響でしょうか、小刻みなアップダウンの繰り返しや高度差のある橋を渡ります。道路の周囲には木々は無く木陰がありません。また売店・自販機は皆無です。道路の両側は区画整理を感じさせる平らな土地が多かったように思います。
 尖石縄文考古館の初代館長は宮坂英弌は戦前から八ヶ岳山麓の縄文遺跡の発掘を行った人で、長野県考古学会初代会長等を務めた人です。
 高島城は豊臣秀吉の家臣日根野織部正高吉により1598年完成したが、明治初期に撤去され、昭和45年(1970年)復興されました。


    写真2/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-1(大曲 (大カーブ)の内側)


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 写真の撮影場所は地図を参照してください。



 
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    写真1/15 小淵沢駅
 新宿発の特急は空席が1/4位あり、コロナの影響かなと思いました。
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    写真2/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-1(大曲(大カーブ)の 内側)
 小海線は小淵沢発直後に半径約300m位のカーブで180度方向転換(Uターン)しながら標高を高める部分があります。大曲(大カーブ)と呼ばれる場所で、ここは甲斐駒ケ岳とコラボ写真が撮れることで有名な場所です。
 今まで八ヶ岳高原ラインの脇道にあるのでいつでもこれる気がしたので、来たことがありませんでした。大曲の内側で列車を待ちます。
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    写真3/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-2(大曲(大カーブ)の 外側)
 デジカメはシャターを押した直後に、押せなくなる時間が数秒あります。つまり最初のシャターを押す時がシャターチャンスです。
 構図を想定し、大曲の外側で列車の来るのを待ちます。来たのは甲斐小泉駅から小淵沢駅に向かう列車でした。
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    写真4/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-3(大曲 (大カーブ)の外側)
 細かいところではいくつか不満がありますが、大体想定通りの写真が撮れました。しかしネット上で見る写真と同じ様な構図ですので、ちょっと悔しいです。
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    写真5/15 八ヶ岳(編笠山
 小海線を離れて県道17号少し走って右を見ると、左右対称の山並みが見えました。中央の山が編笠山、右が三ツ頭、左が西岳、編笠岳の右に冠雪している山が権現岳です。 
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    写真6/15 甲斐駒ヶ岳
 写真5と同じ場所で道の左側を見ると甲斐駒ヶ岳が見えました。山容に特徴のある甲斐駒ヶ岳はサイクリング中に振り返るといつまでも見えました。
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    写真7/15 ダラダラ坂
 県道17号を右折すると急にペダルが重くなりました。前を見ても上り坂に見えず平坦路に見えますが道路の右側を見ると段々畑になっていました。前を見直すとやはり平坦路です。目の錯覚でしょうか。
 振り返って写真を撮りましたが、坂道にはみえませんね。右に見える白い雪は「富士見パノラマリゾートスキー場」です。
 坂を上り切り左折して「八ヶ岳エコーライン」(県道17号)に入ります。
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    写真8/15 八ヶ岳全貌(中山峠以南)
 県道17号を離れ「八ヶ岳エコーライン」を走るために右折すると上り坂が始まります。ここで小休止です。
 道路の右側を見ると、八ヶ岳が広い範囲で見えましたので写真を撮りました。帰って調べてみると一番左が中山峠の南の天狗岳、右から編笠山、西岳、冠雪している最高峰の赤岳、阿弥陀岳の順に並んでいます。写真右端に写っている「四角い白」は「富士見高原スキー場」と思います。
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    写真9/15 八ヶ岳(阿弥陀岳) @一本松公園
 八ヶ岳エコーラインを走っていると左側に1本の松がありました。今日走り始めて初めての木陰で、小淵沢駅から今まで道路の左右に木が植わっていなかったことに初めて気が付きました。(注:この場所以後も木陰はありません。) 夏は熱中症に注意要です。
 一本松公園は区画がなく、広いのか狭いのかわかりませんが、記念碑があったので完成しているのでしょう。道路の反対側に阿弥陀岳が正面にありました。
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    写真10/15 北アルプスの眺望 @一本松公園
 北アルプスの写真の凹部の左は約60km離れた北穂高岳から西穂高岳まで写っています。右側は南岳です。
 この一本松公園からは約25km離れた甲斐駒ヶ岳も見えました。曇ってはいましたが視界は良いです。
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    写真11/15 尖石縄文考古館
 槻木大橋を渡った直後に右折し、尖石縄文考古館に着きました。ここには縄文時代の土偶で国宝の「仮面の女王」「縄文のビーナス」「縄文土器」が収蔵されております。
 入口に諏訪湖周辺の旧石器時代、縄文時代、弥生時代の遺跡場所を色分けした地形模型があり、その数の多さに超驚かされました。
 尖石縄文考古館の「尖石」の名前は、館の南にある縄文人が石器を研いだとされる高さ約1mの三角錐型の尖った巨石に由来するそうです。
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    写真12/15 展示の国宝縄文土偶の説明 
 考古学に興味のない人(自分もそうですが)でも国宝の「仮面の女王」「縄文のビーナス」の形は記憶の隅に刷り込まれているのではないでしょうか。初めて見る人でも「どこかで見たことがある」と思う人は少なくないと思います。
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    写真13/15 高島城天守閣 
 天正18年(1590年)、当時の領主諏訪頼忠が徳川家康の関東転封に伴い武蔵国に移り、豊臣秀吉の家臣日野根織部正高吉が新領主となった。高島城は高吉により文禄元年(1592年)着工し、慶長3年(1598年)に完成した。
 その後関ケ原の戦いで徳川軍に属した頼忠の息子の諏訪頼水が旧領諏訪に帰り藩主となり、以後270年諏訪氏の居城となった。
 明治4年(1876年)城郭撤去開始。昭和45年(1970年)復興された。
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    写真14/15 高島城の堀 
 天守閣から見た堀と冠木橋です。屋根は銅板葺だそうです。
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    写真15/15 上諏訪駅西口 
 西口には改札口はないため、跨線橋を越えて東口に行かなければなりません。


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2021年2月20日 子ノ権現と正丸峠を越えるサイクリング(飯能駅発着)

(土) 晴 60.6km
 今日は飯能駅発で首都圏屈指の急勾配の「子ノ権現」経由で正丸峠を越え、飯能駅に戻る反時計回りコースです。
 勾配は厳しいですが距離は短いので、歩けばそんなに苦しむこともないだろうと思いました。歩いても「ふくらはぎ」が痛くなっただけですみました。又、坂を下る場合ブレーキが利くのか心配になるほどの厳しい勾配でした。
 今日は非常に暖かく都心では18度を超える気温でした。用意したダウンジャケットは子ノ権現と正丸峠からの下り坂だけ着るだけで済みました。


    写真4/15 急勾配カーブ


 
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  写真の撮影場所は地図を参照してください。




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    写真1/13 飯能駅
 今日は暖かいです。都内屈指の急勾配の「子ノ権現」を目指して出発です。 
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    写真2/13 竹寺/子ノ権現方面方面分岐点
 飯能駅を出発後、県道70号線(飯能下名栗線)を入間川沿いを走り、「竹寺」方面の道路標示のある場所で右折し県道350号(南飯能線)を中藤川沿いに走ります。14km位走ると竹寺/子ノ権現方面との分岐点の道路標示があり、そこを右折します。ここまでは道幅が広く緩やかな勾配ですが、ここから狭くなり勾配もきつくなり林間を走ることが多くなります。
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  写真3/13 急カーブ(子ノ権現まで300m地点)
 竹寺分岐点からは歩いたりペダルを漕いだりしながら坂を上ってゆきますが、写真3のカーブのかなり前から歩きどおしです。このカーブの外側でも写真の通りも勾配がきついため、ガードレールに自転車を傾けなければ自転車を止めることができません。子ノ権現まで300mの標識があり、歩いても5分の距離で「あと少し」です。
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    写真4/13 急勾配カーブ
 写真3の直後に進路を遮るような感じで道路が「壁」のように見える、きつい坂があります。
 この写真(日差しが斑模様で見にくいですが)は「壁」につずくカーブの内側に自転車を何とか停車させ撮った写真です。今日一番の厳しい勾配です。
 私は当然「歩き」でしたが私の後から来た人(写真左上に写っている人)は「壁の坂」で ついに下車してしまいました。でも私から見れば超人です。
 このカーブから子ノ権現までは距離は短いですが、勾配は緩やかになります。 
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    写真5/13 子ノ権現到着
 ようやく子ノ権現入口に着きました。標高500m地点(飯能駅から17.1km)から子ノ権現入口(標高600m)までの標高差100mに対し距離は600mですので、平均勾配は16.7%です。
 ここから子ノ権現境内(正式名:大鱗山雲洞院天龍寺)に行きます。
 子ノ権現は神仏習合の寺で「子ノ聖」が911年この地に天龍寺を創建し、弟子が子ノ聖大権現社を建立しまた。子ノ聖が登山の際、腰と足を痛め処から足腰守護の神仏として信仰されています。
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    写真6/13 仁王像 @子ノ権現
 入口の売店横を通り、坂を上ってゆくと仁王像(昭和11年(西暦1936年)があります。
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    写真7/13 下駄・草履 @子ノ権現
 足腰守護の象徴として下駄と草鞋(重さ2tの鉄製)が展示されています。  
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    写真8/13 見晴らし台からの眺め 子ノ権現
 鉄の草鞋・下駄の前を通り階段を上ってゆくと「見晴らし台」があります。頂上には鐘楼があり、条件が良ければ「東京スカイツリー」が見えるそうです。
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    写真9/13 西武ドーム ?? @根の権現 @子ノ権現
 見晴らし台から東京スカイツリーは見えませんでしたが、白いドームらしきものが見えました。(写真を拡大すると右上の地平線上に写っています。) 多分 多摩湖畔にある「西武ドーム」と思います。
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    写真10/13 正丸駅
 子ノ権現から天目指峠分岐点まではノンビリ走るには勾配がきつ過ぎますが、木々に囲まれた林間で素敵な下り坂です。
 天目指峠分岐点をを右折、国道299号に出てから坂を上り西武線の正丸駅に着きました。ここでベンチで横になって休憩です。疲れたーーー!!
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    写真11/13 正丸トンネル 
 正丸トンネルを通ると秩父に行きます。
 昔、このトンネルを通った時、中央にセンターポールが立っているため車が私を追い抜くことができず、フルスピードで走った事を思い出しました。その時はダンプカーが多く、秩父側のトンネル出口から排気ガス(白っぽい空気)が噴き出てるるの見ました。 
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    写真12/13 正丸峠
 正丸峠には「茶屋」があり、シルコを食べました。今日のサイクリングの丁度中間地点で、これから飯能駅まで30kmで上り坂は山伏峠のみで、残りはすべて下り坂。
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    写真13/13 正丸駅 
 正丸峠から山伏峠を越え、そこから飯能駅まで下り一辺倒です。以前飯能駅から山伏峠を越え、秩父に抜けたことがありますが、峠越えの上り坂に四苦八苦しました。名栗湖分岐点から飯能駅までも下り坂ですが、勾配が緩いせいか実感はありません。 
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