2021年10月2日 雛鶴峠、鈴懸峠、旧甲州街道のサイクリング(上野原駅発着)
(土) 晴 51.9km
全国のコロナの緊急事態宣言が1日解除されました。今日は台風一過で暖かく、天気もよいです。
コースは上野原駅発着で雛鶴峠、鈴懸峠を通り甲州街道(国道20号)に出ます。日本三大奇矯の1つである「猿橋」で小休止後甲州街道から旧甲州街道に入り、上野原駅に戻る周回コースを計画しました。
ところが旧甲州街道で道路標識(42.0km地点)を読み間違えて甲州街道に戻ってしまいました。最終地点の上野原駅は変更なかったのですが、旧甲州街道を半分しか走れず残念でした。
写真10/15 猿橋2
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写真の撮影場所は地図を参照してください。
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******** 写 真 *********
写真1/15 上野原駅
駅のホームから階段を上り連絡橋を渡り、階段をおりて駅構内から外に出ます。連絡橋の上にはエレベータもありましたが人流にあわせて階段を使用しました。サイクリングから戻った時に後 分かったのですが5階分降りたことになりました。
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写真2/15 桂川橋からの眺め
上野原駅からほんの少し走ると桂川橋に着きます。ここからしばらくの間、6月牧馬峠へ向かうときに走ったコース(新天神トンネル出口まで)を走ります。前回はあまり気にならなかったのですが、初っ端から急坂が始まります。今日は雲1つ無い好天気です。
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写真3/15 秋山トンネル入口
秋山トンネル(625mL)を出ると直ぐに県道35号線に出ますので左折し200mほど行くと、右側に橋があり 渡るとが厳道峠に行けますが、私は右折し雛鶴峠をめざします。
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写真4/15 秋山川の流れ
トンネル出口からアップダウンを繰り返しながら、秋山川沿いを西進します。途中の高所から秋山川を眺めることができました。今日は暑い上、日差しを遮る樹木は全く無く汗が目に入ります。
途中15%の勾配の道路標識があり、「マイッタ」と思いましたが、100m程の距離でよかったです。
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写真5/15 新雛鶴トンネル入口
雛鶴神社から勾配がきつくなり、トンネルまでつずきます。今日、最初のピークです。
---雛鶴神社の由来(現場説明坂より)---
建武2年(1334年)7月護良親王(後醍醐天皇第三皇子(第一皇子の説あり))は鎌倉で淵部義博に殺害された。仕えていた雛鶴姫は御首級を抱いて鎌倉を出立後、各地を転々として12月に「無生野の里」にたどり着いた。ここで王子を生んだが、母子共に死亡。
数年後、護良親王の王子葛城宮綴連王が諸国を遍歴後この地に住み天寿を終えられた。村民は3人を祀り、今日までつずいている。
護良親王、雛鶴姫、綴連王追福のため始められた「無生野の大念仏」は、「念仏踊り」の原型を留めている為山梨県の無形文化財に、平成7年には国の重要民族文化財に指定されている。
世界には支配者が変わると前の支配者の歴史を、考え方が違うとその考え方を抹消したりする国もあります。誇張や間違っている部分もあると思いますが、古い歴史の残っている日本は素晴らしいと思います。
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写真6/15 道辺の花
雛鶴トンネルを出て暫く行くと「リニア新幹線車両基地」が右手にあります。(写真撮影を忘れてしまいました)
急坂を下り、平坦路になり左右を見回す余裕ができました。そんな時、道端に見かけない花があったので、「パチリ」です。
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写真7/15 鈴懸峠方面への分岐点
道路の左側に写真の「看板」が立っていましたが、気を付けて走らないと行き過ぎてしまいす。ここで県道35号を右折し鈴懸峠へむかいます。
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写真8/15 鈴懸峠
途中で走行中のリニア新幹線の鉄橋近くで新幹線の走行音を聞きました。テスト走行の頻度は分かりませんが、多分ラッキーな事なのでしょう。
ゴルフ場前を左折し、直線坂を上ってゆくと正面に「お宮さん」があり、この場所から今日初めての林間部を走ることになると共に勾配も急になります。
---鈴懸峠には山梨県の県有林についての説明坂がありました。要旨は下記の通りです。---
県内の県有林の面積は158,000Ha(県全面積の35%、全森林面積の45%)です。
明治44年、明治天皇から156,000Haの森林が御下賜たため「恩賜林」と呼ばれている。
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写真9/15 猿橋 1
楽な乗車姿勢を取るためサドルを下げ、鈴懸峠から急坂を下ります。日差しが強いため日向と日陰の道路のコントラストが強く、走りにくかったです。
国道20号(甲州街道)に突き当たりますので、右折すると日本の三大奇矯の猿橋(他に錦帯橋(山口県)、愛本橋(富山県))があります。
かっての愛本橋は全長61.5m(本当??すごい!!!)、幅3.6mで、猿橋と同じ刎橋だったが現存せず、復元が検討されているそうです。ここで小休止です。
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写真10/15 猿橋2
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写真11/15 巨木
国道20号を左折し旧甲州街道(県道30号)にはいります。後半は林間部を走りますが前半は直射日光をあびます。
疲れて坂道で仰向けに寝転んで目を開けると、傍の高い木の上部の枝が見事に放射状なっていました。
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写真12/15 旧甲州街道最高地点
やっと旧甲州街道(県道30号)の頂点に来ました。山住神社の階段で小食を取ります。
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写真13/15 道路標識(標識勘違い地点)
右にカーブを切ると四差路があり(42.0km地点)、真ん中の道(直進)の道路標識が次の写真のようになっていましたので、中央高速への専用進入路と判断しました。談合坂S.Aは中央高速の南側にあります。 予定コースは中央高速の北側に沿って走るので、「どこかで専用道路と交差する」と考え右の下り坂を選択しましたが高速道路に出てしまいました。
ここで、真ん中の道は専用道路ではない事に気ずきましたが、急坂を上り返して四差路に戻る気力はなく、予定は諦め坂を下りつずけることにしました。
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写真13A/15 道路標識の拡大写真
中央高速進入専用道路と決定ずけたのは、「ETC専用 ONLY」の文字です。県道30号の文字が欲しかったです。
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写真14/15 大野ダム(堰堤にて)
下り坂を下りつずけ、大野ダムサイトの椅子で休憩です。
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写真15/15 上野原駅
さらに、坂を下りつずけて四方津駅付近で国道20号(甲州街道)に合流し、上野原駅まで走ります。
上野原駅ではエレベータでホームとの連絡橋のある5階まで上ります。朝降りた階段は建物の右に隠れています。
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