2021年3月27日 小海線の大曲、尖石縄文考古館、高島城を巡るサイクリング

(土) 晴のち曇 43.7m
 1都3県はコロナの第4波がはじまりつつありますが、輪行の場合は列車内での感染の可能性は低いのでサイクリングに行くことにしました。
 気温は連日4、5月並みがつずき、今日も暖かいです。
 コースは小淵沢駅発直後の小海線の大曲(大カーブ)、尖石縄文考古館、高島城、上諏訪駅です。
 小淵沢発直後の小海線の大曲(大カーブ)で甲斐駒ヶ岳をバックに小海線列車のコラボ写真を撮り、その後県道17号、八ヶ岳エコーライン経由で尖石縄文考古館に立ち寄ります。八ヶ岳噴火の溶岩流の影響でしょうか、小刻みなアップダウンの繰り返しや高度差のある橋を渡ります。道路の周囲には木々は無く木陰がありません。また売店・自販機は皆無です。道路の両側は区画整理を感じさせる平らな土地が多かったように思います。
 尖石縄文考古館の初代館長は宮坂英弌は戦前から八ヶ岳山麓の縄文遺跡の発掘を行った人で、長野県考古学会初代会長等を務めた人です。
 高島城は豊臣秀吉の家臣日根野織部正高吉により1598年完成したが、明治初期に撤去され、昭和45年(1970年)復興されました。


    写真2/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-1(大曲 (大カーブ)の内側)


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*******地  図**********


 写真の撮影場所は地図を参照してください。



 
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******** 写 真*********


    写真1/15 小淵沢駅
 新宿発の特急は空席が1/4位あり、コロナの影響かなと思いました。
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    写真2/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-1(大曲(大カーブ)の 内側)
 小海線は小淵沢発直後に半径約300m位のカーブで180度方向転換(Uターン)しながら標高を高める部分があります。大曲(大カーブ)と呼ばれる場所で、ここは甲斐駒ケ岳とコラボ写真が撮れることで有名な場所です。
 今まで八ヶ岳高原ラインの脇道にあるのでいつでもこれる気がしたので、来たことがありませんでした。大曲の内側で列車を待ちます。
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    写真3/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-2(大曲(大カーブ)の 外側)
 デジカメはシャターを押した直後に、押せなくなる時間が数秒あります。つまり最初のシャターを押す時がシャターチャンスです。
 構図を想定し、大曲の外側で列車の来るのを待ちます。来たのは甲斐小泉駅から小淵沢駅に向かう列車でした。
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    写真4/15 甲斐駒ヶ岳と小海線列車-3(大曲 (大カーブ)の外側)
 細かいところではいくつか不満がありますが、大体想定通りの写真が撮れました。しかしネット上で見る写真と同じ様な構図ですので、ちょっと悔しいです。
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    写真5/15 八ヶ岳(編笠山
 小海線を離れて県道17号少し走って右を見ると、左右対称の山並みが見えました。中央の山が編笠山、右が三ツ頭、左が西岳、編笠岳の右に冠雪している山が権現岳です。 
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    写真6/15 甲斐駒ヶ岳
 写真5と同じ場所で道の左側を見ると甲斐駒ヶ岳が見えました。山容に特徴のある甲斐駒ヶ岳はサイクリング中に振り返るといつまでも見えました。
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    写真7/15 ダラダラ坂
 県道17号を右折すると急にペダルが重くなりました。前を見ても上り坂に見えず平坦路に見えますが道路の右側を見ると段々畑になっていました。前を見直すとやはり平坦路です。目の錯覚でしょうか。
 振り返って写真を撮りましたが、坂道にはみえませんね。右に見える白い雪は「富士見パノラマリゾートスキー場」です。
 坂を上り切り左折して「八ヶ岳エコーライン」(県道17号)に入ります。
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    写真8/15 八ヶ岳全貌(中山峠以南)
 県道17号を離れ「八ヶ岳エコーライン」を走るために右折すると上り坂が始まります。ここで小休止です。
 道路の右側を見ると、八ヶ岳が広い範囲で見えましたので写真を撮りました。帰って調べてみると一番左が中山峠の南の天狗岳、右から編笠山、西岳、冠雪している最高峰の赤岳、阿弥陀岳の順に並んでいます。写真右端に写っている「四角い白」は「富士見高原スキー場」と思います。
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    写真9/15 八ヶ岳(阿弥陀岳) @一本松公園
 八ヶ岳エコーラインを走っていると左側に1本の松がありました。今日走り始めて初めての木陰で、小淵沢駅から今まで道路の左右に木が植わっていなかったことに初めて気が付きました。(注:この場所以後も木陰はありません。) 夏は熱中症に注意要です。
 一本松公園は区画がなく、広いのか狭いのかわかりませんが、記念碑があったので完成しているのでしょう。道路の反対側に阿弥陀岳が正面にありました。
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    写真10/15 北アルプスの眺望 @一本松公園
 北アルプスの写真の凹部の左は約60km離れた北穂高岳から西穂高岳まで写っています。右側は南岳です。
 この一本松公園からは約25km離れた甲斐駒ヶ岳も見えました。曇ってはいましたが視界は良いです。
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    写真11/15 尖石縄文考古館
 槻木大橋を渡った直後に右折し、尖石縄文考古館に着きました。ここには縄文時代の土偶で国宝の「仮面の女王」「縄文のビーナス」「縄文土器」が収蔵されております。
 入口に諏訪湖周辺の旧石器時代、縄文時代、弥生時代の遺跡場所を色分けした地形模型があり、その数の多さに超驚かされました。
 尖石縄文考古館の「尖石」の名前は、館の南にある縄文人が石器を研いだとされる高さ約1mの三角錐型の尖った巨石に由来するそうです。
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    写真12/15 展示の国宝縄文土偶の説明 
 考古学に興味のない人(自分もそうですが)でも国宝の「仮面の女王」「縄文のビーナス」の形は記憶の隅に刷り込まれているのではないでしょうか。初めて見る人でも「どこかで見たことがある」と思う人は少なくないと思います。
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    写真13/15 高島城天守閣 
 天正18年(1590年)、当時の領主諏訪頼忠が徳川家康の関東転封に伴い武蔵国に移り、豊臣秀吉の家臣日野根織部正高吉が新領主となった。高島城は高吉により文禄元年(1592年)着工し、慶長3年(1598年)に完成した。
 その後関ケ原の戦いで徳川軍に属した頼忠の息子の諏訪頼水が旧領諏訪に帰り藩主となり、以後270年諏訪氏の居城となった。
 明治4年(1876年)城郭撤去開始。昭和45年(1970年)復興された。
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    写真14/15 高島城の堀 
 天守閣から見た堀と冠木橋です。屋根は銅板葺だそうです。
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    写真15/15 上諏訪駅西口 
 西口には改札口はないため、跨線橋を越えて東口に行かなければなりません。


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