’19年11月1日 多摩川サイクリングロードを走る

(金) 晴 74.6km
 久しぶりに多摩川サイクリングロードを走ってきました。自宅からサイクリングロード起点の羽田へ行き、終点の羽村の堰を通り青梅駅までです。コースとしては一部非舗装道路、迷子になりそうな細い街中道路を走る部分もありますが、変化に富んだ風景です。100%平坦路ですので「楽ちんコース」と思います。
 10月12日に台風19号、更に25日には記録的な豪雨で千曲川決壊や関東、東北地方で多くの河川が決壊・氾濫を起こし、広範囲に多くの被害を出しました。多摩川でも上流で村が孤立等様々な場所で被害が出ています。走った場所は河川敷の土砂等がかなり整備されていましたが、一ヶ所通行止めがありました。 



    写真5/12 武蔵小杉の高層ビル群 


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*******地  図************


  写真の撮影場所は地図を参照してください。


    写真1/12 大崎広小路駅前
 今日は3回目の多摩川サイクリングロード走破に向けて、大崎広小路駅前を出発します。
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    写真2/12 羽田の鳥居
 第一京浜、産業道路、環状8号、天空橋駅前を通り羽田に着きました。神社も何もないのに鳥居だけがある理由は下記のようです。
   1. 昭和初期、この鳥居は穴守稲荷神社(現在は天空橋駅の蒲田よりの駅
     下車)の参道に建立された。
   2. 終戦後、神社は米軍により周囲の町と一緒に接収され、穴守神社は
     現在地に移転したがなぜか鳥居は旅客ターミナル前に残されました。
   3. 1999年羽田空港新滑走路整備の際に、撤去されることになりまし
     たが保存運動が起こり、この場所に移設されました。
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    写真3/12 ウミネコ ? @羽田 
 羽田空港敷地の境界にある海老取川を渡り、多摩川に出たところで多摩川河口を眺めていると、ウミネコ(カモメかもしれません)が杭の上にとまりました。何かの縁があると思い撮りました。
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    写真4/12 多摩川大橋
 1週間前に関東、東北を襲った大雨は多摩川沿いの田園調布では内水氾濫、武蔵小杉では川水の逆流で高層マンションが被害を受けました。
 今日、サイクリングロードを走っていると河川敷のグランドの土砂は大方取り除かれている場所が多く、山積みされていました。見える範囲で未整備なのはここだけでした。
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    写真5/12 武蔵小杉の高層ビル群
 豪雨の被害はおさまったのでしょうか。  
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    写真6/12 二ケ領宿河原堰
 羽田から二子玉川までは左岸を通ってきましたが、ここで橋を渡り右岸を多摩水道橋まで走ります。
 途中で二ヶ領宿河原堰を見学です。ここには二ヶ領せせらぎ館がありますが、売店・自販機は有りません。
 二子玉川(東京側)は景観問題で堤防を作らない場所があり、その部分から氾濫したそうです。
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    写真7/12 二ヶ領宿河原堰の鳥
 鳥が10羽くらい休憩し、そにうちの1羽が翼を広げた状態で2~3分くらいジットしていました。日向ぼっこでもしているのでしょうか。
 河原と多摩川の間に設置されている柵には、小枝や草が引っ掛かっていました。河川敷には水が土砂を流し去った後の幅広い溝が何か所もありましたが、その底には金網が敷かれていました。多分広範囲に敷かれているのでしょう。初めて見ました。
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    写真8/12 二ヶ領上河原堰と釣り人
 二ヶ領宿河原堰に立ち寄った後多摩水道橋を渡って左岸を走ると、しばらくすると二ヶ領上河原堰に着きます。写真には写っていませんが、堰には釣り人の右側に大きな木が引っ掛かっていました。 
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    真9/12 日野橋の橋脚陥没 
 日野橋(石田大橋(甲州街道(日野バイパス)の上流に架かる橋))は橋脚が陥没し通行止めになっています。写真を拡大すると橋の欄干が下方向に「くの字」になっているのがわかります。
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    写真10/12 多摩大橋とススキ 
 河原にある「ススキ」が逆光で美しかったです。
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    写真11/12 水煙を上げる堰
 名もなき堰を越える水流が水煙を上げていました。
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    写真12/12 羽村の堰 
 出発が遅かったため薄暗くなっていました。豪雨から1週間たっていますが、水量が14年、15年の写真と比べると大幅に増えています。
 羽村の堰は1654年、玉川上水開削時に設置されました。構造は固定堰と投渡堰で構成されています。投渡堰は支柱の桁に丸太や木の枝を柵状設置する型式で、大雨で水量が増えた時に丸太等を取り外して多摩川本流に流すことにより玉川上水を洪水などから役割を持っている。
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