'18年8月18日 日光駅~細尾峠~足尾銅山~草木ダム~桐生駅のサイクリング

2018年8月18日 (土)晴 74.0km
  コースは、まずは東武日光駅発で二荒山神社の神橋の前を通り、国道122号の旧道にある細尾峠を目指します。ここまでは上り坂(15.7km)です。 細尾峠以降は足尾銅山、草木ダムを経由して両毛線桐生駅まで58.3kmnの下り坂を楽しむサイクリングです。
  天気予報で連日報道されていた 「不安定な天気に注意」 の報道が無くなり、雨の心配は無くなりました。 また気温、湿度も低くなったので快適なサイクリングでした。
  
     写真3/13  細尾峠



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*******  地  図 ************


  写真の撮影場所は地図を参照してください。



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******** 写 真 **********

    写真1/13  東武日光駅 
  今日は雨の心配がなく晴れそして低湿度の絶好なサイクリング日和になり、 駅前には多くの輪行者が自転車を組み立てていました。 これから細尾峠を越えて足尾銅山、草木ダムを通り両毛線の桐生駅までサイクリングです。
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    写真2/13  2匹の赤トンボ @旧道 
  足尾銅山にゆかりのある古河電工の前を通り、中禅寺湖に向かう国道120号を横切り国道122号の旧道にある細尾峠を目指します。 旧道に入ると小鳥のさえずりはなく全くの無音状態で、聞こえるのは時々聞こえる沢の水音、熊鈴(旧道出口に注意看板がありましたが、入口にはありませんでした。)、私の息ずかい、小枝をタイヤがハジク音、そして荷物の動く音のみです。(結構多いですね)
  高度を上げるにつれ勾配はきつくなるとともに周囲には赤トンボが飛び交うようになりました。 カメラを向けても逃げません。  
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    写真3/13  細尾峠
  旧道に入ってから旧道を出るまで、写真のような木漏れ日の落ちる道を走ります。 走るには心地良いのですが、写真にとっては最悪の条件です。 写真の右側に自転車が映っているのですが分かりますか?  
  細尾峠を通る旧道は1936年自動車道として舗装・改修され、その下を通る日足トンネルが開通(1978年)するまでは足尾日光間を結ぶ大動脈でした。
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    写真4/13  足尾銅山入口
  足尾銅山は1610年に鉱床が発見されたと伝えられ、江戸時代には1400T/Yの銅が産出されたそうですが幕末から明治初期ころは閉山状態になったようです。 1877年(明治10年)古河市兵衛が経営に着手してから日立鉱山、別子銅山と共に急速に発展。 同時に樹木の伐採、大気汚染、水質汚染の公害問題を引き起こした。
  1973年採鉱を停止。  現在は坑道を利用した観光地となっている。
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    写真5/13 トロッコ降り場所 @足尾銅山 
  トロッコに乗り坑内観光が始まります。 坑道の総延長約1200kmの内、700mが解放されている。  坑内には江戸時代、明治・大正時代、昭和時代ごとに当時の作業を人形を使って表示している。
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    写真6/13 人形 @足尾銅山 
 展示されている人形はなかなか人間味にあふれています。 採掘される鉱石は銅だけでなく水晶など様々な鉱石が展示されています。
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    写真7/13 草木ダム堰堤  
  足尾銅山を後に快適に南下します。 国道122号から低い木々の間からダムが見えてきたら直に右岸展望台着です。 つぎに堰堤を渡り左岸に出ると管理事務所脇に展望台があり、そこからそこからの眺めです。 当日の貯水率は100%でした。
  貯水率とはダムの貯水量÷ダムの利水容量です。 利水容量は季節変動があり、草木ダムの場合7月1日と10月1日に代わります。 貯水率は総・有効貯水量(巻末資料参照)に関係ありません。 ちなみに当日の貯水量は3054万m3位でした。
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    写真8/13 赤トンボ @草木ダム 
 国道122号の 旧道で数多く見かけた赤トンボは足尾銅山でも少ないですが見かけました。 草木ダムでは管理事務所の近くにいました。 周辺では貴重な赤トンボです。
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    写真9/13 不動滝 @草木ダム近辺 
  ダム頂部から底部に向かう途中に不動滝の看板がありましたので寄ってみました。 急な階段73段を降りてゆくと、高さ25mの不動滝がありました。 滝の上には不動明王を祭ってあるそうですが行き方が分かりません。
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    写真10/13  草木ダム全容 
  体育館脇を右折し、ダム底部に行きます。  
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    写真11/13 放水路 @草木ダム
  右下の茶色い建物は東第二発電所で、放水路の右側のパイプから導水しています。
  草木ダム底部から2つの坂を上って国道122号に合流します。 途中「わたらせ渓谷鉄道」の駅がありそこから輪行で帰ろうとも考えたのですが、本数が少ない(その時点で待ち時間は調べませんでした。)ので、多分道路の舗装状態が良いと考えて桐生まで走ることにしました。 
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    写真12/13 わたらせ渓谷鉄道
 案の定、舗装状況はよく、時に上り坂はありますが緩やかな下り勾配の道路を快適に走ります。  国道から「わたらせ渓谷鉄道」の軌条をみたのはここだけでした。
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    写真13/13 桐生駅 
 桐生駅から両毛線で高崎へ。 高崎から新幹線で帰ります。
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     草木ダムの概要(Wikipedia)
    型式  堤高 堤長 堤体積 流域面積 総貯水量 有効貯水量
        m   m   万m3    km2   万m3   万m3
 重力式コンクリート 140  405  132    254  6050     5050


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